大正ロマンな穴場喫茶店！喧騒からはずれたかくれ家的な『茶房舞衣』を訪問！

最近おしゃれなカフェではなく、レトロな喫茶店の雰囲気が好きでいろいろ探していたところ、山口県防府市にある毛利邸博物館のすぐ横に、大正ロマンな喫茶店の茶房舞衣（さぼうまい）があると知りました。

そこはかくれ家的でとても落ち着くと、大人たちに人気だという情報を聞きました！

茶房舞衣を実際に訪れてみたら、ハイカラな大正ロマンを体感できる素敵な喫茶店だったので紹介します。

毛利本邸とはどんなところ？

山口県防府市にある毛利本邸は毛利家が近代に建てた、建築面積が1000坪以上で当時の最新技術が随所に用いられた、総工費が当時で38万円（現在価格で150億円程度）とされている邸宅です。

現在は、重要文化財に指定され国宝などを展示する博物館として公開されています。

さらに、入口にある「表門」から邸宅玄関前と毛利庭園までの道は手入れの行き届いた木々があり、秋には人気の紅葉スポットでもあります。

茶房舞衣（さぼうまい）は知る人ぞ知るお店

茶房舞衣は、毛利本邸と同じ大正5年に建築された建物をリノベーションした、カフェとギャラリーとミュージアムショップが併設されているレトロモダンな雰囲気がとても素敵な喫茶店です。

茶房舞衣も毛利博物館と同じく重要文化財と指定されており、営業を始めて35年以上になるようですが、かくれ家的で知る人ぞ知る喫茶店となっています。

また、併設されているギャラリーでは季節ごとにイベントがあり、時代を感じる立派な雛人形や5月人形などの季節品や調度品が展示されています。

茶房舞衣へ行くために、車を毛利博物館観光駐駐車場に停めて構内を5～10分歩きましたが、表門入口の右手側の道を通ると茶房舞衣の建物横まで車で上がれるという事を教えていただきました。

しかし、少し大変ですが毛利博物館観光駐車場から表門をくぐり茶房舞衣までの幅広い道は、アスファルトで舗装されていて歩きやすいですし、手入れの行き届いた木々に挟まれていて小川の流れる音も聞こえる素敵な道になっていますので、歩いて喫茶店まで行くことをおすすめします！

ここからは、お店の雰囲気やおすすめのメニューを紹介します。

お店の雰囲気はどんな感じ？

茶房舞衣でコーヒーをいただく際、重要文化財でいただいていると思うと、少し特別な人物になったような気持になれます。そしてタイムスリップをしたかのような不思議な時間を過ごせる喫茶店でした。

店内には喫茶店として使われている部屋が２部屋有り、ひと部屋に４～５テーブルありました。どちらも非常に静かな空間でやすらぐ喫茶店になっており、時間の流れがゆっくりで雨の日が似合いそうな情緒ある素敵な喫茶店でした。

少し携帯の電波が入りにくいところもありましたが、現代生活の喧騒から逃れられる素敵な場所となっています。

茶房舞衣は、知る人ぞ知るという穴場な喫茶店と聞いて訪れましたが、土曜日のお昼過ぎに訪れたところ他にお客様はいなくて貸切状態でした。

また茶房舞衣では、歴史好きにはたまらない毛利家の家紋入り湯飲みや家紋をあしらった和三宝などのグッズが販売されていて、お土産としても人気のようです！

毛利博物館や庭園内を散歩した後の休憩に訪れるはもちろん、喫茶店のみを訪れることも出来きます。

「抹茶わらび餅と白玉あんこ」を食べてみた！

茶房舞衣では、お抹茶セット（よもぎもち付き）やケーキセットのカフェメニューや、カレーような軽食メニューもあります。もちろん、コーヒーや紅茶など単品メニューもあり和三宝が付いていました。

茶房舞衣のコーヒーは酸味が少なく飲みやすく、付いてきた和三宝は、ほのかに甘く口に入れると直ぐに溶けていきました。

また、おすすめする「抹茶わらび餅と白玉あんこ」は、わらび餅の下がアイスで、抹茶の良い香りのするわらび餅も口当たりとのどごしが良く、とても美味しくコーヒーとよく合いました！

昼食のお膳は、殿膳（よもぎもち付き）が2000円（税込)と姫膳（お重が持ち帰れる）2200円（税込）の2種類ありますが、どちらも2日前の12時までに電話にて予約が必要なようです。

茶房舞衣は、現代の喧騒から離れたとても静かで落ち着く喫茶店で、大正ロマンを感じにまた行きたくなる喫茶店でした！

茶房舞衣の基本情報

実際に訪れてみた補足情報

周辺情報	毛利博物館観光駐車場より徒歩で約5～10分くらい坂道を歩きます。茶房舞衣横まで車で行けるルートもあります。
こんな人におすすめ	カフェではなく喫茶店の好きな人
所要時間	1時間～1時間半
おすすめ度