中古車販売大手のビッグモーターの不祥事が話題になっています。
不祥事が発覚した理由は何だったのか?
またビッグモーターの不祥事が、今回話題になるまでの経緯を時系列で確認してみました!
もくじ
ビッグモーターの不祥事発覚の理由は?
中古車販売大手のビッグモーターの不祥事が発覚し話題になっています。
「自動車保険の不正請求」をしたという、不祥事が発覚したきっかけは『内部通報』でした。
2021年秋、損保の業界団体に現場作業員からの内部通報だったようです。
ビッグモーターの複数の関係者によると、水増し請求が表面化したのは2021年秋のこと。損保の業界団体に「上長の指示で過剰な自動車の修理をし、その費用を保険会社に請求している」という旨の内部通報があったことがきっかけだ。
約2年前の内部通報から、今回話題なるまで何があったのか?
ここから、ビッグモーターの不祥事の経緯を時系列でみてみましょう。
ビッグモーターの不祥事の経緯を時系列で確認!
ビッグモーターの不祥事の経緯を時系列に並べてみました。
2021年秋 | 現場作業員による「自動車保険の不正請求」の内部通報 |
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2022年2月 | 内部通報を受け、損保会社がサンプル調査。
不正請求が発覚! |
2023年1月 | ビッグモーターが第3者特別調査委員会を設置 |
2023年2月.3月 | 不正車検で行政処分を受ける |
2023年7月 | ビッグモーターが調査報告書の内容を発表 |
不祥事の内容をまとめてみました。
2021年秋:現場作業員から損保業界へ内部通報
今回の騒動の発端となった不祥事で、現場作業員が損保の業界団体に内部通報をしました。
この内部通報に対するビッグモーターの対応の悪さが今回の騒動を引き起こしました。
2022年2月:損保会社によるサンプル調査
ビッグモーターと取引のある損保会社は3社は、修理費の請求書類を数百件抽出しサンプル調査を実施。
損害保険ジャパン
東京海上日動火災保険
三井住友海上火災保険
サンプル調査の結果、全国の33整備工場のうち、25工場で水増し請求の疑いのある案件が合計80件以上みつかったようです。
そのため3社は、ビッグモーターに自主的な調査を要請。
サンプル調査で疑いのある案件の見つかった関東地域の4工場すべてで「水増し請求」が確認された。
ビッグモーターは
「組織的関与を否定」
しています。
2023年2月・3月:不正車検で行政処分
2023年2月・3月に「不正車検」で行政処分を受けています。
今年2月には佐賀県の唐津店が、3月には熊本県の熊本浜線店が車検の不正などを理由に九州運輸局から保安基準適合証の交付停止や民間車検場の指定取り消し処分を受けている。
2022年2月の「滋賀県のびわ湖守山店の不正改造などを理由に近畿運輸局から事業停止処分」も含めると、3件の行政処分を受けています。
行政処分を受けたことに対し、ビッグモーターは不正があったことを認めましたが
「店側の責任」
としています。
2023年7月 調査報告書の内容を発表
ビッグモーターは「自動車保険の不正請求」をしていた疑いで、特別調査委員会より不正があったと認定された報告書を受けとり
2023年7月ビッグモーターが「調査報告書」の内容を発表
しかし、不適切な行為の内容は具体的に書いてあらず、再犯防止策として具体的に何を指摘されたのかも記載されていません。
これらが大きく報道され、ビッグモーターの不祥事が問題と話題となっています。