象印のスチーム式加湿器を選ぶなら、
- 広い部屋でしっかり加湿したい方には「EE-TB60」
- 静かで長時間使いたいなら「EE-DF50」
- コスパ重視で寝室や一人暮らしにぴったりなのが「EE-RU50」です。
加湿力や連続運転時間、安全性や手入れのしやすさなど、どれも象印らしく安心設計で使いやすいのが魅力ですが、それぞれ特徴に違いがあります。
「見た目は似てるけど、どれを選べばいいの?」
「自分の部屋に合うのはどのモデル?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、象印の加湿器最新3機種を比較し、それぞれの違いや向いている人をわかりやすく解説します。
機能の違いや選び方のポイントを知って、満足のいく買い物をしましょう。
象印加湿器の最新モデル3機種の違いを比較
2025年9月1日発売の象印加湿器、最新3機種を比較表にまとめました。
比較表
比較項目 | EE-TB60の特徴 | EE-DF50の特徴 | EE-RU50の特徴 |
---|---|---|---|
加湿能力 | 最大600mL/h(強モード) | 最大480mL/h(強モード) | 最大480mL/h(強モード) |
適用床面積 | 木造10畳/プレハブ洋室17畳 | 木造8畳/プレハブ洋室13畳 | 木造8畳/プレハブ洋室13畳 |
連続加湿時間 | 強:約6時間/弱:約20時間 | 強:約8時間/弱:約32時間 | 強:約6時間/弱:約24時間 |
タンク容量 | 約4.0L | 約4.0L | 約3.0L |
本体サイズ | 幅24×奥行27.5×高さ36.5cm | 幅24×奥行27.5×高さ36.5cm | 幅24×奥行26×高さ31.5cm |
本体質量 | 約2.8kg | 約2.9kg | 約2.4kg |
消費電力 | 加湿時:450W/湯沸かし時:985W | 加湿時:410W程度(公式記載なし) | 加湿時:410W/湯沸かし時:985W |
静音性 | 弱モード:約30dB/湯沸かし音セーブモードあり | 弱モード:約28〜30dB程度(詳細非公開) | 弱モード:約28〜30dB程度(詳細非公開) |
安全面 | チャイルドロック、ふたロック、転倒時湯漏れ防止 | チャイルドロック、ふたロック、転倒時湯漏れ防止 | チャイルドロック、ふたロック、転倒時湯漏れ防止 |
その他特徴 | 蒸気温度約65℃に抑制、クエン酸洗浄モード付き | 長時間運転に特化、蒸気温度抑制あり | 自動加湿モード、センサー制御、コンパクト&軽量設計 |
スペックごとの詳しい違いを解説
象印のスチーム式加湿器「EE-TB60」「EE-DF50」「EE-RU50」は、見た目は似ていますが、使用シーンに応じた細かな違いがあります。
ここでは、各スペックの差を項目別に詳しく解説します。
加湿能力・対応畳数の違い
加湿能力が最も高いのは「EE-TB60」で、最大600mL/hとパワフル。
木造10畳、プレハブ洋室17畳まで対応しており、リビングや広めの寝室でもしっかり加湿できます。
一方「EE-DF50」と「EE-RU50」はどちらも480mL/hで、対応畳数は木造8畳、洋室13畳。
寝室や子供部屋、一人暮らしのワンルームなどにちょうど良いサイズ感です。
連続加湿時間とタンク容量
長時間運転に優れているのは「EE-DF50」。
弱モードでは最大32時間と、就寝から翌日まで安心して使えます。
「EE-RU50」も24時間運転可能で、日中の加湿にもぴったりです。
「EE-TB60」は出力が大きいため、強モードでは約6時間、弱モードで20時間とやや短め。
ただしその分、短時間でしっかり加湿できるのが特徴です。
サイズ・設置しやすさ
サイズは3機種とも大きくは変わりませんが、「EE-RU50」は高さがやや低く、軽量(約2.4kg)で扱いやすいのがポイント。
収納や持ち運びを重視する方には便利です。
「EE-TB60」と「EE-DF50」はほぼ同サイズで、どちらも据え置き型として安定感があります。
消費電力と電気代
加湿時の消費電力は「EE-TB60」が450W、「EE-RU50」と「EE-DF50」は410W前後とやや省エネ。
湯沸かし時はどれも985Wで一時的に高くなりますが、運転中はスチーム式にしては抑えめです。
静音性や就寝時の使いやすさ
どのモデルもスチーム式ながら静音設計で、弱モードでは約30dB以下と静かな部類。
「EE-TB60」には「湯沸かし音セーブモード」も搭載され、夜間の使用にも配慮されています。
特に「EE-DF50」は長時間運転+静音性で、寝室利用との相性が抜群です。
手入れのしやすさ(フィルター・洗浄など)
全モデル共通で「フィルター不要」かつ「広口容器」設計。
内部はフッ素加工されており、汚れがつきにくく、クエン酸洗浄モードで簡単にメンテナンスできます。
毎日の給水や清掃が苦にならない点は大きなメリットです。
安全設計・チャイルドロック等
すべてのモデルに
- 「チャイルドロック」
- 「ふた開閉ロック」
- 「転倒時湯漏れ防止構造」
が搭載されており、小さなお子様がいる家庭でも安心。
スチーム式ながら蒸気温度を約65℃に抑える構造で、吹出口付近も安全性が高いです。
共通する機能・特徴
象印の加湿器3機種には、メーカーならではのこだわりの共通機能がしっかりと詰まっています。
どのモデルを選んでも「基本性能の安心感」があるのが特徴です。
- スチーム式加湿方式
→ 全モデルが煮沸式(沸騰させて蒸気を出すタイプ)で、雑菌が繁殖しにくく、清潔な加湿が可能。 - フィルター不要でお手入れが簡単
→ 面倒なフィルター交換が不要。広口設計とフッ素加工により、給水・掃除が手軽に。 - 吹き出し口の安全設計
→ 沸騰後の蒸気を冷ます設計で、吹き出し温度は約65℃に抑えられており、小さなお子様がいる家庭でも安心。 - 安心のトリプル安全構造
→ チャイルドロック/ふた開閉ロック/転倒時湯もれ防止の3つの安全機能を全機種が搭載。 - 使いやすさに配慮したデザイン
→ 大きなハンドル、見やすい操作パネル、シンプルなボタン配置で、年配の方にも優しい設計。
どんな人におすすめ?EE-TB60・DF50・RU50の選び方
それぞれのモデルには異なる強みがあり、使う人や場所に応じて最適な選択肢が変わってきます。
以下のような基準で選ぶと、より自分に合った1台が見つかります。
EE-TB60が向いている人
- リビングなど広めの部屋で使いたい
- 加湿力を重視し、短時間でしっかり加湿したい
- 家族全員で共有する場所で使う予定がある
- 湯沸かし音が気になるので「音セーブ機能」を使いたい
EE-DF50が向いている人
- 静かに長時間運転してほしい
- 寝室や子供部屋で使いたい
- 夜間つけっぱなしにしたい
- タンクの給水頻度を減らしたい
EE-RU50が向いている人
- 一人暮らしや小さめの部屋で使いたい
- 価格を抑えたいけれど、象印の品質を重視したい
- コンパクトで軽い機種が欲しい
- センサー付きで自動運転も使いたい
実際の口コミから見える評価と注意点
象印のスチーム式加湿器を実際に使ったユーザーの声から、評価の高いポイントと注意点を整理しました。
購入前の参考にしてみてください。
評価されているポイント
- 「加湿力が高く、朝起きたときに喉が潤っている」
- 「フィルターがないから掃除が簡単で助かる」
- 「広口で水が入れやすく、内部も洗いやすい」
- 「安全機能が充実していて、子どもがいても安心」
- 「見た目がシンプルで、部屋になじみやすいデザイン」
気になる声・注意点
- 「スチーム式なので湯沸かし時の音が少し気になる」
- 「電気代が気になって弱モードで使っている」
- 「本体サイズがやや大きく感じる」
コメントまとめ
全体的に
- 「加湿力」
- 「お手入れの簡単さ」
- 「安全性」など
が高く評価されており、実用性に満足している声が多く見られます。
一方で、スチーム式特有の“湯沸かし音”や“消費電力”については多少気になるという声もありましたが、それを上回る安心感と清潔さが選ばれている理由です。
まとめ
象印の最新加湿器3機種は、使う場所や目的に合わせて選べば、どれも満足度の高い1台になります。
- 加湿力を重視したい
- 広めのリビングで使いたい
- 湯沸かし音が気になる
- 長時間の連続運転が必要
- 寝室や子ども部屋で使いたい
- 静かな運転を重視したい
- 一人暮らしや省スペース用途
- 価格を抑えたい
- 軽くて扱いやすいモデルを探している
どの機種もスチーム式・フィルター不要・安全設計といった共通の魅力があり、「失敗しない加湿器選び」ができるのが象印の強みです。
あなたの生活スタイルにぴったりなモデルを選んで、冬の乾燥対策を万全にしましょう。